終活とは・・・

「終活」とは、人生の終わりについて考え、残されたご家族のために準備をすることです。また、自分の死後について検討するだけでなく、残りの人生をどう生きるか前向きに考えるための活動でもあります。

なぜ終活が必要なのか?

家族に迷惑をかけたくない、負担を減らしたいという理由で、終活をする方が多いいです。生前は、どの会社のどういう保険に加入しているか、預金通帳はどこにあるか、亡くなった時は誰に連絡してほしいのか、などをご家族と話し合う機会はあまりないと思います。残されたご家族は、何も知らない状態なので、保険の申請漏れ等々が起こってしまいます。終活をすることによりそういったことを防ぎ、ご家族の負担を軽減し、ご自身のご希望をかなえることもできます。

終活でやるべき準備とは?

一言で終活と言っても準備するべきことは人それぞれです。葬儀の仕方や、連絡をしてほしい人、通帳の場所や保険、遺言書など準備することや、ノートに記しておくことは多岐にわたります。当事務所では、お客様の状況やご希望をお伺いし、エンディングノート作成のサポートなどをさせていただいています。

相続とは・・・

相続とは、故人が保有していた全ての財産を、亡くなった人のご家族様や関係者の方々が受け継ぐことです。

相続の方法は?

  1. 遺言書による相続 
    事前に遺言書を残してある場合は、原則、遺言書に記載されている内容をもとに相続を行います。
  2. 法定相続
    民法で定められた割合で相続をする方法です。
  3. 分割協議による相続
    相続人全員で話し合い分配をする方法です。

遺言書とは・・・

遺言書とは「財産を・誰に・どのくらい残すか」という自分の意思を書面にしたものです。
遺言は「要式行為」といい、法律で規定された方式を守って書面にしなければ法的効力が生じません。そのため、口頭での意思表示だけではなく、遺言書を作成し、書面として残すことが重要です。

遺言書はなぜ必要?

遺言書を残す理由として多いいのは、相続争いなど、残された家族のトラブルを回避するためです。遺言書とは最後に残した故人の遺志であるため、遺言書があることによりスムーズに相続が完了する可能性が高くなります。
また、遺言書がないと法定相続人以外に財産を残すことができません。そのため、法定相続人以外に財産を残したい場合は、遺言書の作成は必須となります。

終活・相続に関するご相談は、くぼ行政書士事務所へ

当事務所では、終活や相続に関する生前のご相談を承っています。終活や相続の事が気にはなるけど、どうしたらよいかかわからない方や、すでに相続が発生しているが、どうしたらよいかわからない方など、まずは無料相談をご利用いただき、お気軽にご相談ください。